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碧海の豊かな風土で可能性を育てる

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 校長コラム PRINCIPAL'S COLUMN   

第1回 バスケットの中には?


 6.7.1

校 長  小 田 智 昭 

本年度、碧南高校の校長となった小田智昭です。 2024年度「碧高ニュース」 第1号でございます。 よろしくお願いいたします。
 さて、次のような比較をした記事が日本経済新聞にありました。 『「日本では480円」、「米国では882円」 ただし、 1ドル=155円とした場合』 これは、両国内でマクドナルドのビッグマックを1個購入した際の価格を示しています。 ちなみにユニクロのヒートテックのある商品の一つは、 「日本で1990円」 「米国で3860円」だそうです。ご存じの方も多いかと思われますが、これらは、各国の購買力を測る指標として、 よく紹介される比較データであります。特に前者の「ビッグマックレート」はかなり以前から有名です。
 経済の世界では 「購買力平価」という考え方があります。 私なりの理解で簡単に説明しますと、 例えばアメリカ人一人と日本人一人が、 買い物かごを一つずつ持ち、それぞれの国内で全く同じものを、 同じ量だけいくつか買い物かごに入れ、その合計金額を比較し、購買力を比べるという物です。 どうも現在の日本は平均的に 「安い」国という評価のようです。
 前置きばかり長くなりました。「安い日本」を考えるのが目的ではありません。 本題は、わが碧南高校の「教育」における「かご」 名付けて「碧高バスケット」 の中身はどうかということです。そして、これからどうなっていくのでしょうか?バスケットの中には、国語・数学・地歴公民など普通科目や芸術科目、 簿記・情報処理など専門科目、「碧高祭」 ・ 「修学旅行」などの学校行事、 PTA活動、 地域連携など様々なものが詰め込まれています。 それらの価値を、 他と比較するのではなく(若干参考にしますが)自らを顧みながらより良いものに高めていく必要があります。 評価の基準は?まず、生徒のみなさんの笑顔が増えること、保護者、地域のみなさんが「碧高が何だか元気だね」 と思っていただけること、様々な指標があると思います。生徒、教職員が一緒になって常に内容をアップデートし、 「価値の高い碧南」となるよう、バスケットの中身を充実させていきたいものです。
 これからも、この 「碧高ニュース」や、ホームページなど様々な方法で碧高の元気な姿をお届けできればと思います。 よろしくお願いいたします。